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WiMAXが使えるサービスエリアの確認方法は?エリア外での対処法も紹介

公開日:2025/02/14

WiMAXが使えるサービスエリアの確認方法は?エリア外での対処法も紹介

WiMAXは「Worldwide Interoperability for Microwave Access」と呼ばれる通信方式を用いたWi-Fiサービスです。工事不要で手軽に高速通信でインターネットを利用できるため、人気を集めています。
WiMAXには、固定通信の「WiMAX」とスマホなどの通信に利用できる「モバイルWiMAX」の2種類があり、用途に合わせてルーター端末を選択できます。WiMAXを利用すれば、月間データ通信量の上限がない無線のインターネット回線を利用できるため、WiMAXの利用を検討している方もいらっしゃるでしょう。そこで気になるのが、WiMAXを使えるエリアやWiMAXの実際の通信状況ではないでしょうか。
実は、WiMAXは日本の全てのエリアで利用できるわけではないのです。そこで今回は、WiMAXが使えるエリアの確認方法やエリア外における対処法などについて紹介します。

WiMAXのエリアを確認する方法

WiMAXのエリアを確認する方法

WiMAXの利用を検討する際には、まず、利用を予定しているエリアがWiMAXのサービス提供エリアに該当するかを確認しましょう。WiMAXが使えるエリアは、UQコミュニケーションズが提供しているWiMAXの公式サービスエリアマップを使えば簡単に調べることができます。

WiMAX公式サービスエリアマップの使い方

WiMAXサービスエリアマップにアクセスし、検索ウィンドウに自宅やよく利用する場所の郵便番号や住所を入力すると、サービス提供エリアに該当しているかどうかを調べることができます。
WiMAXで利用できる電波には、WiMAX2+とWiMAX+5Gの2種類があり、検索ウィンドウを選択すると、電波の種類が表示されます。WiMAX+5GはWiMAX2+の後継サービスで、WiMAX2+の回線に加え大手通信事業者であるauの回線も利用できるものであり、5G回線に接続が可能です。
WiMAXで5G回線を利用したい場合には、WiMAX+5Gを選択してエリアを確認するようにしましょう。

参照:WiMAXサービスエリアマップ

マップ上のそれぞれの色の意味

WiMAXサービスエリアマップでは、利用可能なエリアは地図上に色を付けて表示させる仕組みになっています。色が塗られていない箇所は、WiMAXが利用できない場所です。また、対応エリアの色は、赤、オレンジ、黄色の3つに分けられており、それぞれ次のような違いがあります。

  • 赤:5G Sub6の周波数が利用できるエリア
  • オレンジ:5G NR化の周波数が利用できるエリア
  • 黄色:4G回線を利用できるエリア

WiMAXが提供する回線の種類ごとの特徴

WiMAXが提供している回線には、前述のように5G Sub、5G NR化、4Gの3つがあります。それぞれの特徴を表にまとめました。5G Subと5G NR化は同じ5Gの高速通信が可能な回線ですが、通信に利用する周波数帯に違いがあります。

回線の種類 特長 下り実効速度の比較
5G Sub6 3.7/4GHz帯の周波数を利用する回線です。
100MHzの帯域幅で高速かつ大容量の通信が可能になります。
300Mbps超
5G NR化 4G LTEの周波数をNR規格に適用して5G通信が利用できるように、高速化したものです。 70~100Mbps
4G 第4世代移動通信システムのことで、全国的なエリアで展開されている携帯電話回線の通信システムです。 50~70Mbps

WiMAXのエリア外だった場合の対処法は?

WiMAXのエリア外だった場合の対処法は?

利用を想定しているエリアが4Gには対応しているものの5Gの対応エリアではない場合、5G通信は利用できず4G通信のみ利用可能です。ほとんどのケースでは4G通信でも問題なくインターネットは利用できます。
また、残念ながら4G通信も5G通信もエリア外だった場合は、WiMAXの利用は難しいといえます。その場合は、他のWi-Fiサービスや光回線などの利用を検討した方がよいでしょう。
また、WiMAXに要望を出し、対応エリアが拡大されるのを待つという方法もあります。

エリアは今後拡大される予定はある?

WiMAX回線を提供しているUQコミュニケーションズでは、公式サイトにおいて、日々電波状況の調査を行い快適に利用できる環境づくりを目指していると明言しています。
さらに、エリア拡大への取り組みとして現段階ではおおむね全国で下り通信速度が最大400Mbpsの高速モバイル通信が可能になっているものの、さらなるエリア拡大を目指すとの記述もみられます。したがって、今後さらにWiMAXの利用エリアは拡大していくと考えられるでしょう。

参照元:UQ WIMAX「快適なサービスエリアを目指して」

また、UQコミュニケーションズでは、ウェブサイト上でWiMAXのエリアの改善要望も受け付けています。エリア拡大についての希望を伝えれば、今後のエリア展開に活かしてもらえる可能性があります。エリア外にあるため、利用できずに困っている場合などはエリア改善要望受付けフォームから意見を送ってみてはいかがでしょうか。

参照元:UQ WiMAX「通信品質に関するお問い合わせ」

エリア内で快適に使えるか「Try WiMAX」で事前に試せる

自宅や普段の行動範囲がWiMAXの通信エリア内にある場合も、快適に利用できるかどうかは分かりません。そのため、WiMAXの通信状況を実際に確認してからWiMAXの申込みをしたいと考えている方もいるでしょう。そんな方にはTry WiMAXの利用をおすすめします。

「Try WiMAX」の申込み方法

Try WiMAXは、15日間、無料でWiMAXの接続速度や回線のつながり具合を確かめられるサービスです。自宅での利用が目的でWiMAXを試してみたい場合はホームルーター端末、外出先で使用することをメインで考えている場合はモバイルルーター端末をレンタルできます。
TryWiMAXは、UQWiMAXのウェブサイトから申込みできます。
まず、ウェブサイトの利用規約と重要事項説明を確認し、必要事項を入力します。その際、希望するルーター端末やSIMの種類、配送時間なども選択するようになっています。情報を送信後、WiMAXのルーター端末が配送され、受け取り後にお試しが可能です。利用を想定している場所で実際にWiMAXを利用し、通信状況などを確認後、返却期限までに返送します。

Try WiMAX申込みページ:UQ WiMAX「15日間無料でお試し Try Wimax」

「Try WiMAX」の注意点

TryWiMAXに申込みをする際には、注意しなければならない点もあります。TryWiMAXの注意点を5つ紹介します。

自分名義のクレジットカードがない場合は申込みできない
申込みをする人が本人名義のクレジットカードを所有していない場合は、TryWiMAXへの申込みはできません。また、デビットカードでは申込みできない点にも注意が必要です。
レンタルするルーター端末を選ぶことはできない
TryWiMAXで貸出しされるルーター端末は、自宅メインで利用したい場合はホームルーター端末、外出先メインで試したい場合はモバイルルーター端末が対象となります。また、レンタルされるルーター端末は1種類だけであるため、実際に利用を検討しているルーター端末をすべて指定して試すことができるわけではありません。
未成年の人は申込みができない
18歳未満の未成年の方は、TryWiMAXへの申込みができません。クレジットカードは18歳(高校生を除く)から作れるものです。したがって、自分名義のクレジットカードを作成できない未成年の方は、TryWiMAXへの申込みもできません。
期限までに返却しない場合や故障・紛失の場合はルーター端末相当額の支払いが必要
不注意により機器を壊した場合や紛失した場合、または貸出期限までに返却しなかった場合は、登録したクレジットカードから貸出されたルーター端末の代金に相当する金額が差し引かれます。レンタル期間中は取り扱いに十分注意したうえで、必ず期日までに返却するようにしましょう。
ルーター端末の発送日が1日目としてカウントされるため、実質利用できる期間は15日間よりも短い
TryWiMAXでは、機器の発送日から貸出し日数のカウントが始まり、返却日もカウントに含まれます。そのため、受け取るまでの日数や返却時の配送期間も考えれば、ルーター端末を利用できる期間は実質10日程度になるでしょう。

WiMAXのエリアについて知っておくべきポイント

WiMAXのエリアについて知っておくべきポイント

WiMAXのサービス提供エリアについて確認する際は、以下の2つのポイントについても知っておきましょう。

WiMAXのエリアはどのプロバイダでも同じ

WiMAXの通信回線を利用できるプロバイダは20社以上にものぼります。しかし、WiMAXを利用する場合は、どのプロバイダと契約をしても通信エリアが変わることはありません。なぜなら、どのプロバイダも同じUQコミュニケーションズが提供しているWiMAX回線を利用しているからです。
プロバイダを選ぶ際には、通信可能なエリアが同じであることを踏まえ、その他の違いを比較しながら自分の希望に合ったプロバイダを選ぶようにしましょう。

エリア内でもつながりにくい場所がある

サービスエリアマップでWiMAXを利用できることが確認できたエリアであっても、電波がつながりにくい場所があります。具体的には、次のような場所での利用には注意が必要です。

  • 屋内
  • 地下
  • トンネルの中
  • ビルの影
  • 山間部
  • 高層ビルや高層マンションの高層階

利用する場所がこれらに該当するような場合は、WiMAXの利用契約をする前にTryWiMAXの申込みをし、通信速度や通信状況などを確認しておいた方が良いでしょう。

WiMAXはエリアだけでなくプロバイダ選びも重要

WiMAXのエリアが確認できたら、WiMAX回線を利用できるプロバイダを選びましょう。 先ほど、WiMAXはどのプロバイダと契約しても通信エリアは変わらないと紹介しました。また、通信速度や通信容量もプロバイダによって変わることはありません。
しかし、どのプロバイダを選ぶかによって、費用面は大きく変わる可能性があります。

まず、プロバイダごとに提供する料金プランが異なります。月額料金が安く抑えられている場合やキャンペーンなどによって割引を受けられる場合があるのです。
また、プロバイダで取り扱っているルーター端末は基本的には同じものですが、キャンペーンなどでルーター端末代金を値引きし、大幅に安い金額を提示しているところもあります。
ただし、プロバイダの中には、当初の月額料金だけを低く抑え、割引期間終了後は高い料金設定になっているところもあります。そのほか、プロバイダによっては最低利用期間を定めているケースがあり、最低利用期間内で解約した場合には違約金が発生するところがある点にも注意が必要です。
したがってWiMAXのプロバイダ契約をする際には、最低利用期間内の月額料金やスマホ代などを合わせ、トータルの金額を計算したうえで、納得できるプロバイダを選ぶようにしましょう。

WiMAX・光回線なら@T COM(アットティーコム)ヒカリ

@T COM(アットティーコム)は、2001年からインターネット接続サービスを提供しているインターネットプロバイダです。WiMAXのプロバイダ選びにお悩みの場合には、@T COM(アットティーコム)をおすすめします。
もしWiMAXの利用エリアに該当しなかった場合も、@T COM(アットティーコム)ならさまざまな光回線を提供しているため、利用エリアや目的に合わせて最適な光回線を選択できます。
さらに、WiMAXと格安SIM「LIBMO」を一緒に契約すると利用料がお得になるセット割引を適用できるため、月々の利用料金もお得です。
WiMAXや光回線のプロバイダ選びに困ったら、ぜひ@T COM(アットティーコム)をご検討ください。

@T COM(アットティーコム)のWiMAXについて詳しくはこちら@T COM(アットティーコム)ヒカリについて詳しくはこちら

まとめ

WiMAXは、UQコミュニケーションズが提供するWiMAX回線を使った高速インターネット通信ができるサービスです。工事も必要なく、ルーターの設置が完了すればすぐに利用を開始できるため、手軽に無線のインターネット通信を始められます。
また、WiMAXの契約が可能なプロバイダは多数あります。どのプロバイダもUQコミュニケーションズが提供している同一の回線を利用するため、プロバイダによって利用可能なエリアが変わるわけではありません。しかしながら、プロバイダごとに設定している月々の利用料金やルーター端末代金などには差があるため、WiMAXを契約する際はトータルのコストを計算し、最もお得に利用できるプロバイダを選ぶことをおすすめします。

  • 本記事の情報は2024年12月時点のデータに基づくものです。