戸建ての光回線のメリットや注意点、選び方を紹介!おすすめは?工事は必要?
公開日:2024/10/04

戸建て住宅に住んでいて光回線を導入しようと検討している人もいるでしょう。ただ、光回線の中にもさまざまな提供事業者がありますので、どの光回線を選ぶべきか迷うでしょう。光回線を使用するのが初めての人にとっては、他のインターネット回線との違いや特徴なども把握しておきたいところです。
本記事では、戸建て住宅で光回線を導入するメリットや注意点、選び方などを解説します。
list目次
戸建ての光回線工事は簡単?

戸建て住宅で光回線を導入する際に、多くの人が気にするのは工事の内容です。光ファイバーケーブルを通すため壁に穴をあけなければならないと聞いたことがある人もいるでしょう。新築住宅の場合にはためらってしまう人も多いかもしれません。
しかし、戸建て住宅で光回線の工事をする際には、必ずしも壁に穴をあけるとは限りません。むしろ穴をあけるケースは少なく、大半のケースで穴をあけずに済みます。
その理由はエアコンダクトから光ファイバーケーブルを通せるためです。工事そのものは簡単な内容で、1時間程度で終わります。立ち会いが必要ですが、工事の最中は在宅してさえいれば特に問題ありません。工事の様子をずっと見ている必要はなく、最初と最後に簡単な説明や確認があるのみです。
戸建てで光回線を契約・使用するメリット
インターネット回線には光回線の他にもいくつかあります。その中で工事が必要な光回線を導入するなら、どのようなメリットがあるのか、あらかじめ把握しておきたいでしょう。では、戸建て住宅で光回線を使用するメリットについて説明します。
高速で安定している
インターネット回線にはさまざまな種類のものがありますが、光回線は他の種類の回線よりも速度の面で優れているのが特徴です。また有線の固定回線であるため、モバイル回線と比較して不安定になることは少なく安定していると言えます。
高画質動画の視聴やオンラインゲーム、オンラインミーティングなどでも、途切れてしまうことはほとんどありません。
無制限に使用できる
光回線はスマホのモバイル回線と違って、1ヶ月で利用可能な通信容量は特に決められていません。原則、無制限で使用できるのがメリットです。そのため、残りの容量を気にすることはありません。
光電話や光テレビなどのサービスも利用できる
光回線では、光電話や光テレビなどのサービスも提供しているところが多いです。光電話や光テレビ等は、光回線サービスのオプションという扱いのため、利用する場合には回線の料金と合算して請求が来ます。別々に請求が来る場合と比べて管理の手間を減らせるでしょう。
戸建てで光回線を契約・使用する際の注意点

戸建て住宅で光回線を導入するメリットは大きいですが、良いことばかりとは限りません。状況によっては注意が必要なこともあります。では、どのような点に注意すべきなのか見ていきましょう。
工事が必要
光回線を新規で導入する際には、工事が必要です。自宅の近くの電柱から光ファイバーケーブルを引っ張ってきて、室内に引き込みます。主に、エアコンダクトや電話線の配管などから通す方法を採るケースが多いです。しかし、光ファイバーケーブルを通せるところがなければ、壁に穴をあけなければなりません。
また、申込みをしてから工事をするまで通常で2週間〜1ヶ月程度はかかるなど、利用開始までに日数を要します。混雑している時期だともっと長くかかり、2ヶ月以上先になることもある点に注意が必要です。
短期間の利用には向かない
光回線は長期間の利用を想定しているサービスで、2〜3年程度を最低利用期間として契約するケースが多いです。その場合、最低利用期間内に解約する際には、解約金が発生してしまいます。
また、キャンペーンなどで工事費用が実質無料になっている場合には、解約すると残債を請求されることがあります。そのため、短期間の利用には向かないサービスです。
月額料金が高め
光回線の月額料金は、戸建て住宅用のプランとマンション用のプランでやや差があり、戸建て住宅用のプランの方が高いです。ホームルーターやケーブルテレビ回線などと比べても高めと捉えておきましょう。
戸建てで使用する光回線の選び方

デメリットや注意点を認識した上でも、安定した光回線の魅力は大きく、利用したいと考える人は多いでしょう。では、戸建て住宅で使用する光回線を選ぶ際に、どのような点に着目すれば良いのか見ていきましょう。
光回線の選び方についてはこちらの記事も併せてご覧ください。

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地域で利用可能な光回線をチェック
居住地域によって利用できる光回線は異なります。NTTのフレッツ光であれば、全ての都道府県で利用できますが、一部の地域でしか利用できない回線サービスもあります。まずは、自分の住んでいる地域でどの光回線を利用できるのかチェックしてみましょう。

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通信速度をチェック
光回線の提供事業者により通信速度にやや差があります。基本的に利用者の多い光回線サービスは混雑しやすいため、通信速度も落ちることが多いです。事業者が公表している理論上の最大速度だけでは、事業者ごとの速度の違いを判断することは難しいのですが、最近では、「1ギガプラン」や「10ギガプラン」など速度の違うプランをラインナップしている事業者も増えてきています。その場合は、より速いプランで契約しておくのが良いでしょう。
応答速度をチェック
応答速度というのは、操作をしてから実際に応答するまでの時間のことです。応答速度が遅いとタイムラグが発生してしまい、オンラインゲームなどをする場合に十分に楽しめません。ちなみに応答速度はping値で表されます。オンラインゲームをする場合にはping値が20ms以下のところを選ぶのが理想です。
ただ応答速度については、オンラインゲームをしない場合にはそれほどこだわる必要はないでしょう。
月額料金をチェック
戸建て住宅の場合には、月額料金が5,000〜6,000円程度のところが多いです。業者によってやや差があり、割引サービスにより安くなることもあります。そのため、割引サービスを考慮して、毎月いくらかかるのか比較して決めるようにしましょう。
利用期間に合わせて選ぶ
短期間しか使わない予定なら、解約金や工事費の残債の扱いなどをチェックしておきましょう。解約金が安いところや、工事費が一括割引になるところだと、短期間の利用に向いています。
長期間利用する予定なら、解約金や工事費の残債についてはあまりこだわる必要はありません。
戸建てで光回線が契約できない時は?

戸建て住宅でも、建物の構造などによっては光回線を利用できない場合もあります。基本的に光ファイバーケーブルを室内に引き込むことができないと利用できません。そのような場合の代替策について見ていきましょう。
回線の種類に関して詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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ホームルーターを利用する
ホームルーターというのは、コンセントに専用のルーターを挿すだけでインターネットに接続できるサービスです。スマホと同じモバイル回線を使用しており、工事をせずに利用できます。ただし、速度や安定性に関しては光回線には及びません。
モバイルルーターを利用する
モバイルルーターも仕組みとしてはホームルーターとほとんど同じです。モバイル回線を使用してインターネットに接続できます。しかし、モバイルルーターは持ち運んで使用することを想定しているサービスです。そのため、使用する際には専用のルーターを充電する必要があります。自宅だけでなく外出先でも使用したいなら、モバイルルーターを選ぶのが良いでしょう。
戸建て住宅の2か所に光回線の工事をすることは可能?
戸建て住宅で、同じ建物に対して光回線を2回線利用したいと考えている人もいるでしょう。例えば、2世帯住宅の場合には、生活エリアを明確に分けているところも多いです。光回線の契約名義や支払いも別々にして使いたいでしょう。
ほとんどの光回線サービスでは、同じ戸建て住宅で2回線の契約も可能です。それぞれ別々の箇所から光ファイバーケーブルを引き込んで工事できます。
また、2世帯住宅でなくても、家が広い場合や用途によって使い分けたくて2回線必要な人もいるでしょう。そのような場合には、1人で2回線契約して2か所に工事をすることも可能です。
光回線なら@T COM(アットティーコム)ヒカリ
戸建て住宅で光回線を導入するなら、@T COM(アットティーコム)ヒカリがおすすめです。@T COM(アットティーコム)は20年以上にわたってインターネット接続サービスを提供してきた実績があります。さらに次のような特徴もあります。
- IPv6(IPoE)方式に対応
- スマホとのセット割を利用できる
また、@T COM(アットティーコム)ヒカリは、光コラボレーションサービスのため、使用している回線はNTT東日本やNTT西日本のフレッツ光と同一です。速度や安定性も基本的にフレッツ光と変わりません。戸建て住宅なら、月額5,610円(税込)で利用できます。お得で快適な通信を利用できますので、ぜひ@T COM(アットティーコム)ヒカリの利用を検討してみてください。
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まとめ
戸建て住宅で光回線を利用する際には、1時間程度の比較的簡単な工事で導入できます。エアコンダクトや配管などから光ファイバーケーブルを通せれば穴をあける必要もありません。ただし、申込みをしてから工事まで2週間~1ヶ月程度かかってしまう点に留意しておきましょう。
業者選びの際には、通信速度や応答速度、月額料金などをチェックしておく必要があります。光コラボレーションの場合には、スマホとのセット割引など、キャンペーンなども豊富です。複数の光回線サービスをよく比較して選ぶようにしましょう。
- 本記事の情報は2024年9月時点のデータに基づくものです。