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旅行にいったり友達と遊びに行く以外に、何を撮ればいいのかしら。
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まずは身近なものから撮ってみるのがよいでしょう。家の中を見渡しても、家族、ペット、飾ってある花、お気に入りの小物、コレクション、食材などなどいい被写体はたくさんあります。
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こんなの撮ってもしょうがないってことはないかしら。
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それがないんです。撮った写真を誰かに見せたい、みんなで思い出を見返したい、という写真もありますが、日常の何気ない風景も、あとで見直すと『ああ、あのときはこんなだったなあ』と思い出すこともできます。部屋の中の写真ですら、何ヶ月もあとに見えると懐かしいところがいっぱいありますよね。近所の写真でも季節によって咲いている花が違ったりして、そういうことも写真で発見できるでしょう。誰かに見せるために撮る、心に感じたものを残す、というのも写真ですが、何気ない記録として残せるというのも写真の良さのひとつなんです。
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そうすると写真が増えちゃいますよね。
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デジタル写真は場所を撮らないので増えても大丈夫。でも面白いことに、『何でも撮ってみよう!』と撮っていても、次第によく撮る写真は決まってくるんですよ。グルメの人はどうしても料理の写真が多くなるし、今まで意識したことなかったけど、気がついたら花の写真ばかり撮ってたという人もいるでしょう。撮っているうちに、無意識のうちに撮りたいものを撮るようになる。そうすると写真を撮るのががどんどん楽しくなります。最終的には好きなもの、興味があるものを撮るのが一番です。
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今まで友達と遊びに行ったときに使うことばかり考えてました。
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友達と一緒に撮るときでも、友達の写真だけじゃなくて、そのときにどこにいったのかがわかるような写真も残しておくと、あとからもっといろんなことを思い出せますしね。
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そういえば、携帯に入っている写真を見ながら『これってどこで撮ったんだっけ』ということがよくあります。