第1回自分のデジカメを手に入れよう｜My@T COM(マイアットティーコム)

第1回　自分のデジカメを手に入れよう

松山さんは今までケータイで写真を撮ってた大学生。
ケータイの画質に不満を持っていた折、「カメラ女子」が流行っていると聞き、
ちゃんとしたデジカメが欲しくなってきました。
でもカメラのことはさっぱりわからない。
そこで近所に住んでるカメラマンの伊東さんを頼ることに。
伊東さんが駆け出しの頃、何度かポートレートモデルをしてあげたという恩があったのです……

1-1.デジカメの選び方、買い方　大きなカメラ屋さんに行くと、数10種類のデジカメがひしめきあって並んでいます。
棚の間をぬってデジカメを見ていると迷子になってしまいそうなほどです。

: たくさんありすぎてどれを買ったらいいかさっぱりわからないのですが、どうやって選べばいいんでしょう？

: デジカメをよく見ると、大きくふたつに分けられます。ひとつは毎日気軽に持ち歩いて日常的に使うもの。薄くてコンパクトで持ち歩きやすく、価格も手ごろです。もうひとつは用途別に機能を強化したカメラです。旅行向きのカメラ、防水対応カメラ、超望遠カメラなどがあります。これらはプラスアルファが付いている分、やや高価になります。撮りたいものは決まってるの？

: 特に決まってないんです。自分が撮りたいものにあったカメラを選ぼうといわれたことあるんですが、いろんなものを撮ってみたいし。でも大きなカメラは持って行くのが大変そうだし。

: 普通はそうだよね。撮りたいものが決まってたらカメラ選びはそこで峠を越えたようなものだし。そういうときは一番一般的な万人向けカメラから選んでみましょう。予算は？

: 2万円くらいですね。

: それは微妙なラインです。店頭をよく見るとわかりますが、だいたい1万円台のカメラと2万円以上のカメラに大きくわけられるんです。1万円台のカメラは「型落ち」といわれる1世代前のカメラか、普及型のモデル。2万円以上のカメラは各社が力を入れている主力モデルで性能は一見、普及型と変わりませんが、ひとつひとつの部品にいいものを使っていて、質感もしっかりしてます。3万円くらい出すといいものが買えます。